
ご覧いただきありがとうございます。
突然ですがあなたは
- 部活動
- ダーツ
- ビリヤード
- ボウリング
- ゴルフ
これらを、自分より後から始めた人が、半年くらい経つと
あれ?この人おれより上手くね?
と思う場面に出くわしたことはありませんか?
私の人生は、思い返せばその経験がとても多かったです。最初の方は自分の方が上手かったのに、いつの間にか追い抜かれている。そのたびに焦りや不安を感じていました。
でも今になって思うんです。あの瞬間こそ"成長できる人"と"止まる人"の違いが出るタイミングだったな、と。
今回は”追い抜かれたときに、どんな考え方や行動をすれば良いか”そこに焦点をあてて話をしていこうかなと思います。
本記事が誰かのお役に立てると嬉しいです。どうぞ最後までお付き合いください!
気にしなくて良い。まずは楽しもう
まずは結論から。「追い抜かれたからって、そんなに気にしなくて良い」これです。
どんな競技にも共通して言えることですが、ずっと右肩上がりの人なんていません。
人によって成長スピードは違うんです。なんなら「上達したスピードを競う競技じゃないんだ」くらいの心持ちでいた方がちょうど良い。
むしろ「楽しい」の気持ちを忘れた人は上達から遠ざかってしまいます。
悲観的にならない。現状打破
大切なのは悲観的になるのではなく、「どうすれば現状を打破できるか」と俯瞰的な目線で考えることです。
現状維持に甘んじず次のステップに進む。これこそが”成長できる人”のムーブといえます。
楽しみ方は人それぞれ。「上達することが正義!」と言いたいわけでは、ありません。
そこは誤解のないようお願いします。
「追い抜かれたからって、そんなに気にしなくて良い」それを大前提で話を進めさせてもらいます。
人間の成長を生み出す5つのステップ
実は人間の成長を生み出す”5つのステップ”というものがあります。
- 知る
- 分かる
- 行う
- できる
- 分かち合う
ひとつひとつ解説していきます。
知る
「知る」というのはノウハウを頭で理解し参考にする方法です。本を読んだり、SNSなどで知見を得たり、「調べ物をする」という感覚がしっくりきますね。
分かる
人に話を聞きに行って、上達を学ぶ方法です。実際に見ることで本やSNSより具体的なイメージが湧きやすいです。
行う
練習など、実際に実践して学ぶ方法です。机上の空論よりも圧倒的に効果があります。
できる
練習を繰り返し、周囲にアドバイスをもらい、技術を体得する学習を重ねる方法です。「習うより慣れろ」ってやつですね。
分かち合う
自分の知識、経験を他の人に教える方法です。「人を集めてレクチャーする」など、いわゆるアウトプットです。
ダーツに置き換えてみると
例えば、あなたがダーツを本気で上達したいと思ったとします。
以下の4つのプランがあるとして、どれを選びますか?
- ダーツの上達に関連するSNSをみる
- ダーツが上手い人のフォームを見に行く
- 投げる練習をする
- 身近な未経験者を集めて「1ヶ月後にダーツのレッスンをする」と宣言する
1.2.3は誰もが行っている練習だと思います。
しかし4に関しては「自分がまだできてないことを人に教える」という、かなり負荷が高いチャレンジです。
その負荷こそが成長を一気に押し上げる装置になります。
「人に教えるレベルまで持っていこう」「アウトプットできるようになろう」その思考が大切です。
「知ってる」「見たことある」「勉強している」で止まる人はそこで成長が頭打ちになります。
アウトプットできるかできないか。
ここが”追い抜かれる人”と”成長できる人の差”です。
成長には痛みが伴う
先ほど上がった選択肢の中で、4つ目を実際に選ぶ人は、なかなかいません。
なぜか。一番負荷がかかる選択肢だからです。
少し古い考え方かもしれませんが、成長できる人とは、苦労を買ってでもできる人です。
筋肉をつけるには筋肉痛を伴うトレーニングが必要なように、成長には痛みが必要となります。
痛みを「苦痛」ではなく「成長痛」と捉えることができたら、日々の「苦しい」「つらい」という思いも成長痛に変わります。
"成長できる人"と"止まる人"の違いは「負荷をかけ続けられる人」「成長痛を感じ続けられる人」なんです。
とはいえ、冒頭でも言ったように趣味で取り組んでいる活動は"楽しむ"ことが一番大切です!
気負わずに自分のペースでいきましょう~~