
「なんで自分の言葉が響かないんだろう?」
「指示を出しても、メンバーが動いてくれない…」
若手でリーダーを任されると、必ずと言っていいほどこの壁にぶつかります。
けれどあるとき、チームを引っ張るリーダーに決定的に欠けていたのが巻き込み力だと気づいたんです。
今回は、若手リーダーが最初に身につけるべき巻き込み力の本質と、明日からできる行動についてお話しします。
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Contents
はじめに
ご覧いただきありがとうございます。kouです。
突然ですが、あなたは仕事をする上でこんな悩みはありませんか?
「もっと成果を出したい」
「チームに貢献したい」
「圧倒的な存在になりたい」
ですが気持ちだけが先行して、思うようにプロジェクトが進まなかったり、理想通りの評価がもらえなかったり。
入社して数年経って立ちはだかる壁。そのひとつに「人を動かす」というものがあります。
自分ひとりの力では届かない成果も、周囲の協力を得ながら動くことで、チームとして大きな結果につなげることができます。そしてこの巻き込み力(人を動かす力)こそが、若手からリーダーへとステップアップするために欠かせないスキルなのです。
今回の記事では、「巻き込み力とは何か?」「人を動かすとは何か?」から始まり、その構成要素、実践ステップ、そして得られるビジネス効果までを具体的に解説していきます。周りより一歩抜きん出たい方に向けた“成長戦略”として、ぜひお役立てください。
この記事が誰かのお役に立てると嬉しいです。それでは行ってみましょう!
なぜリーダーに巻き込み力が必要なのか
職場では、ある程度仕事に慣れてきた社員には「自分の業務をこなすだけでなく、周囲を動かしながら成果を出すこと」が期待されるようになります。
このタイミングで求められるのが、チームを動かす巻き込み力です。単なる指示待ち型のリーダーでは、今のビジネス環境には対応できません。
現代の職場では、上司・部下・他部署・取引先など、さまざまな関係者と協力しながら成果を出すことが当たり前。だからこそ「どう周囲を巻き込み、チームとして動けるか」が、リーダーの実力を決める分かれ道になります。
巻き込み力は、プロジェクトの推進力となるだけでなく、信頼関係を築くベースにもなり、キャリアアップの礎となるのです。
巻き込み力を構成する3つのスキル
巻き込み力とは、「人に頼る」「声をかける」といった単純な行動だけを指すものではありません。そこには、相手が納得し、共感し、自発的に動きたくなるような“影響力”が必要です。
ここでは巻き込み力を支える3つのコアスキルを紹介します。
論理的思考力
相手を巻き込むには、「なぜそれが必要なのか」を筋道立てて説明できることが重要です。
曖昧な提案では人は動きません。誰が聞いても納得感のある説明を心がけましょう。
コミュニケーション力(傾聴と共感)
一方的な押しつけでは、協力を得ることはできません。「自分の意見をきちんと受け止めてくれる人」には、人は自然と協力的になります。傾聴の姿勢や共感の言葉を大切にすることで、関係構築がスムーズになります。
行動力と率先力
「口では言うけど、自分は動かない」では、誰もついてきません。自ら率先して行動する姿勢は、周囲に安心感と信頼を与え、「あの人が言うならやってみよう」と思わせる力を生み出します。
巻き込み力を鍛えるための3ステップ
巻き込み力は、特別な才能ではなく「日常の小さな行動の積み重ね」で育つスキルです。
ここでは、誰でも始められる具体的なステップをご紹介します。
小さな提案から始める
最初の一歩は、「発信すること」へのハードルを下げることです。たとえば朝礼やチームミーティングで、「こんなやり方もあると思います」「○○を取り入れてみては?」といった軽い提案をすることから始めてみましょう。
大事なのは、完璧な意見や画期的なアイデアである必要はないということ。むしろ、日常業務の中で感じたちょっとした改善点や「こうしたほうがよさそう」と思う気づきを言葉にすることが、信頼と影響力の第一歩です。
さらに、自分の提案に対して周囲の反応を観察することで、「どんな伝え方だと納得されるのか」「どのタイミングが効果的か」といった実践的な気づきが得られます。
雑談で“聴く力”を意識
巻き込み力は、発信だけでなく「受信の質」によっても左右されます。
特に、後輩や同僚との1on1の場、休憩時間の雑談などで“聴く姿勢”を意識することが、信頼関係のベースになります。
相手が話す内容をただ聞き流すのではなく、「なるほど、それは大変だったね」「それって、こういうこと?」といったフィードバックを返すことで、相手は「理解しようとしてくれている」と感じ、心を開いてくれます。
また、相手の関心事や困っていることを日々の会話から拾っておくと、「〇〇について、こういう資料を見つけたよ」と後からフォローできるようになります。これは信頼を積み上げる絶好のチャンスです。
チームで動く場面に積極的に関わる
巻き込み力を実践的に鍛えるには、「チームで動く」経験が不可欠です。
たとえば、歓迎会やイベントの幹事役、業務フローの改善プロジェクトなど、「ちょっと面倒だけど誰かがやらなければいけない役割」にこそ、巻き込み力を発揮する場面があります。
このとき、全てを自分で抱え込むのではなく、「○○さん、得意だからお願いしてもいい?」などと人に声をかけて協力を得る経験が重要です。
こうした「人を巻き込みながら目的を達成する体験」が、自然と影響力の幅を広げていきます。
また、関わったメンバーに対して「ありがとう」「助かったよ」といった感謝の言葉を積極的に伝えることも、リーダーとしての信頼を高める鍵となります。
「巻き込み力」はキャリアの分岐点を越える鍵
「仕事に慣れてきた状態」は、プレイヤーからリーダーへの転換期。
このタイミングで巻き込み力を身につけられるかどうかが、今後のキャリアに大きく影響します。
論理性・共感力・率先力という3つの力を意識し、まずは身近なところから「巻き込み」の実践を始めてみてください。
小さな行動が、やがて組織を動かす大きな力へと変わっていきます。
巻き込み力がある人が“結果を出す”本当の理由
巻き込み力は、カリスマ性でも発言力でもありません。それは「自分だけで頑張らない」と決めた人の強さです。
若手でも、肩書きがなくても、周りを巻き込むことはできます。「人を信じること」「頼ること」こそが、リーダーの最初の一歩。
まずは小さなお願いからでいいんです。今日から、あなたのチームを少しずつ動かしていきましょう。
自分がやる!自分がやったほうが早い!からは卒業しましょう。
人に伝承できてこそ本物ですよ!
私もまだまだ未熟です。共に成長し頑張って行きましょう!
それでは今回はこの辺で終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではでは。また次の記事でお会いしましょう!